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裏皮って何?
裏皮って何? そもそも靴の裏皮ってどういうものか
知らない方のために、少々うんちくを・・・

日本にも古くから伝統的な履き物が
存在していましたが、現代の西洋から伝来した
靴の歴史は意外にも浅く、江戸時代末期から
明治時代の初期頃からと言われています。

明治3年に、東京築地に初めて近代的な
靴の工場ができ、国内で靴の製造が
始まりました。

最初に大量に作られたのは軍靴でしたが、
華やかな鹿鳴館時代からの服装にふさわしい靴も
次々と作られていく様になったのです。

それから130年余りの歳月の中で、
伝統的な技術と最新のテクノロジーとの融合で
履き心地の良い、美しいデザインの靴が
誕生してきたのです。

その結果、御存知の通り、
靴はファッショントレンドをリードするアイテムの
欠かせないものとしてその地位を確立しました。

そんな靴の歴史の中で、「皮革」という素材が、
最も古くからよく使用されてきたものなのです。

ひと言に「皮革」と言っても、
靴に使用されているものには多く種類と
製造法(なめし方)及び表面加工方法があります。以下に主だったものを紹介します。
裏皮って何?

種類

牛(うし)
牛(うし) 最も一般的な革であり、皮靴に使用される
革としては最大数量。

一般に成牛の背中から脇までの皮を使用する。
カウ・ブル等の分類があるが、基本的にすべて
肉牛の皮である。

表面にエンボス加工を施すことにより、
オーストリッチ・ワニ・ヘビなどの
模造をすることも出来る。
外見上の特徴は特にない。

豚(ブタ)
非常に柔らかい革を作ることも固く半透明にすることもできる。
表皮の下には脂肪層があるので、牛革のように厚い革には出来ないのが特徴。
主に靴の裏皮に使用される。3本ずつそろった毛穴は一目で豚革と判別でき、
価値が低いと扱われてきたが、近年、デザイン性を活かした製品に使われるようになった。

特に、柔らかくなめして衣料革に使われたり、硬く半透明にしてランプシェードなど
工作用に使われることもある。日本から輸出される数少ない革でもある。

馬(うま)
尻以外の比較的軟らかい部分は靴の裏皮に使用される。
非常に丈夫で通気性に優れている。

羊(ヒツジ)
柔らかいのが特徴。脂肪の穴が多いので、なめしても革に空隙が多く残り、
断熱効果が高いので、防寒用の衣料にも多く使用される。

山羊(ヤギ)
羊皮より充実した繊維構造を持ち強い。銀面は特有の凸凹を持ち耐摩耗性に優れている。

その他
■鹿
  軽くて、非常に柔軟なのが特徴です。

■カンガルー
  比較的薄く、強度は強いがやや傷が多い。

■ダチョウ
  羽を抜いた後が丸く突起し、皮の表面に独特な模様がある為に珍重されます。

■ワニ・トカゲ・ヘビ等の爬虫類
  それぞれ特徴ある銀面模様が珍重されます。

なめし方

タンニンなめし
タンニンを含んでいる植物は多数ありますが、現在使われているのは、南アフリカ産の
ミモザから抽出したワットルエキス、南米のケブラチヨから抽出したケブラチヨエキス、
欧州のチェスナットから抽出したチェスナットエキスでこれを単独で使用したり、
混合して使用し「なめし」を行っています。

なめされた革は伸縮性が小さく、堅牢なのでケース、鞄、靴底など立体化する
革製品に適しています。また、近年エコロジーの観点から天然成分でなめした
エコレザーが注目を浴びつつあります。

クロームなめし
金属なめしの一つでなめし剤に塩基性硫酸クローム塩を使用します。
現在この方法が最も多く用いられています。
特性は、柔軟性があり伸びが大きく弾力があります。

しかも耐熱性があり靴の甲革、袋物、服飾用など利用範囲が広い。
植物タンニン革に比べ、なめし剤の結合量が少ないので軽く吸湿性も大きい。

混合なめし(コンビネーションなめし)
多種多様な革製品のために研究された技術で、タンニンなめし・クロームなめしの
特長を組み合わせた方法で、それぞれの欠点を補う効果があります。
セーム革の製造に使用されます。

靴を作る為には、甲皮(アッパー材)・裏皮(ライニング材)・中底・本底・ヒール等、
多くのパーツが必要となり、どれ1つも欠かせない存在ですが、その中で「裏皮」は
アッパー材の印象を損なうことなく靴を丈夫に保ち、直接触れる足を保護する
重要な役割をもっています。

また、欧米と比べて人前で脱ぐことの多い日本において、裏皮と中敷は甲材と並ぶ
重要なデザインの一部として欠かせないもなのです。

弊社は、上記に挙げた素材の中でも特にライニング素材として適した馬・豚・山羊の革を
メインに扱っています。

余談ですが、「裏皮」と辞書で調べてみました。
<新明解国語辞典>、<岩波国語辞典>、<広辞苑>には載っていませんでした。
<日本国語辞典>にようやく「靴、袋物などの内側に貼りつけてある革」と一行だけ。
インターネットで検索してみても大した内容にヒットしませんでした。

それだけ、一般の方にはなじみのうすい語句ということでしょうが、
このホームページをきっかけに、趣味で靴を作っている個人の方、
工房を開き靴を作っている方々、多くの靴製造メーカー様からの問い合わせ、
御相談を心よりお待ちしています。

ご相談・ご質問はお気軽に TEL:03-3875-0105

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